STAFF 社員紹介

2013年入社 / 薬科学専攻
品質管理部 試験課

1. 仕事内容について

試験課の理化学分析グループで分析業務を担当しています。炎色反応のような簡単な定性反応や重金属試験などの化学的試験、IRやNMRなどの分光学的測定、その他水分や粒度,ICP-MSでの測定など、ここで列挙しきれないほどの多様な試験をしています。
検体数も非常に多く、一度に2、30ロットの分析をすることもあります。通常の分析業務とは別に、原料等の使用期限・再検期間の設定や毒性評価、分析法バリデーション(検証)の実施、製薬メーカー様と技術の受け渡しを行いながら分析法の移転を進めるための技術移転業務にも携わっています。

2. 仕事のやりがい

分析業務の中でも、原料の受け入れ試験や製造の工程内試験は、自分の担当する試験が終わらなければ工場の製造工程が次のステップに進めず、作業の遅れがダイレクトに大勢の人に影響を及ぼす可能性がありますので、事前に十分な準備をして、結果の報告までをスムーズに終えられるようにしています。また、原料の使用期限・再検期間の設定と毒性評価は私が主体となって進めており、技術移転業務においても、理化学試験グループが担当することになる分析法のバリデーションを計画書から作成しているため、若輩者ではありますが責任のある仕事を任せてもらっています。

3. 職場の雰囲気

黙々と作業し続けるイメージがあるかもしれませんが、試験室でも一人きりになることはなく、わからないことがあったらすぐ先輩に聞けますし、分析中のちょっとした待ち時間に会話したりしています。また、自分の所属するグループ以外の方々も、気軽に声をかけて質問や相談ができる場所に居ますので、良い環境だと思います。

4. 将来チャレンジしたいことは?

近年はますます不純物(変異原性,元素)に対する規制が厳しくなり,LC-MS/MSとICP-MSを活用した試験が増えています.私はHPLC・GC分析グループでの経験があることからも,LC-MS/MSやICP-MSを含め様々な機器を活用し、自分で一から試験法の開発及び規格の設定を行ってみたいと思っています。

5. 入社を検討されている方へのメッセージ

質管理部には化学系、有機系、生物系、薬学系出身の様々な人たちが働いています。私が現在扱っている機器は学生時代に扱ったことのないものばかりですが、しっかり教育されてすぐ使えるようになりましたので、経験がなくても分析業務に心配することはありません。そして、できることが増えてくると、「こうしたほうが良いのでは?」「こういうやり方もあるのでは?」と考えられるようになってきます。そういう考えはしっかりと吸い上げてもらえ、様々な改善に繋がるような環境ができているので、自分の意見で職場をより良く変えていきたい、次々と新しいことに挑戦していきたいと思っている方はぜひ志望してみてください。

6. ある一日のスケジュール例

-8:30出社

スケジュールやメールの確認

8:30-8:45朝礼、グループミーティング

情報の共有

8:45-9:00分析準備

朝一で受け入れる原料(タンクローリー車)の分析に使用する機器の点検

9:00-9:45受け入れ試験

速やかに分析、報告まで終わらせます。

9:45-10:00分析準備

製造現場と連絡を取り、工程内試験の準備をします。

10:00-10:30工程内試験

速やかに分析、報告まで終わらせます。

10:30-12:30分析

ルーチン分析のほか、技術移転関係の分析も行います。検体数が非常に多いため、段取りよく進めなければなりません。

12:30-13:30昼休み

食堂で会社支給弁当をいただきます。

13:30-16:00プロジェクト活動

使用期限・再検期間の設定、毒性評価、データの収集や書類の作成を行います。
技術移転業務(書類関係)計画書、報告書の作成を行います。

16:00-16:30記録の確認

他の分析者の記録の確認等を行います。

16:30-17:00退社