皆様初めまして。
入社1年目、品質管理部の髙波です。

4月に入社して早くも2カ月が経ちました。
覚えることが多くて大変ですが、毎日研修に取り組んでいます。

品質管理部では、最初に仕事をするうえで必要な基本的な事を学んだ後、順に各課(試験課、治験薬課、管理課)を回り、品質管理部全体の業務を経験します。
4月の導入教育では、GMPの概論や日本薬局方、KY活動(危険予知活動)等品質管理部で仕事をするうえで欠かせない様々な事を学びました。
また、品質管理部は製品が完成するまでの全工程に関わっており、製品の品質を維持するために原料や工程の状況、製品の品質チェック、トレンド管理(今までの結果と比較すること)が行われていることを知りました。

私は現在、試験課のHPLC・GCグループで、研修を受けています。
HPLCやGCにもいくつか機種があり、それぞれ、機器の立ち上げ方法や分析をする時の操作が異なるので、難しいと感じたこともありました。
しかし、先輩社員の方が操作方法や原理、操作をするうえでの注意点を丁寧に教えて下さるので、少しずつですが自分で装置を立ち上げ、日常点検、分析、解析を行うことが出来るようになってきました。
HPLC・GCグループの試験項目として、類縁物質、含量、残留溶媒があります。これらの試験では、分析試料を調製する時にコンタミが生じると結果に影響が出てしまうため、溶媒を入れる器具を共洗いすること、メスアップする時にスポイトを器具の壁につけないことを意識しています。また、含量試験に使う分析試料の調製では、規定量を適切に採取するためホールピペットの排出時間を統一にし、サンプルの濃度を均一にするため試料を採取する前のメスフラスコをしっかり振る等の細かいところに気を遣って誤差が生じないようにしています。
たくさん練習を重ねて実際に試験を行う時に正確な結果を出せるよう、今のうちに操作時に意識していることを習慣づけていきたいです。

この後、他の課の研修でも覚えることが多いと思いますが、1日でも早く仕事の内容を覚え、社員の一員として精一杯頑張っていこうと思います。

話は変わりますが、先日同期とご飯を食べに行きました。
部署が異なる方ともお話をする事が出来たのでとてもいい日になりました。今後も同期との交流を大切にしていきたいです。

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