こんにちは。入社1年目、製造部JPP-Ⅱの河上です。

4月に入社してから半年が経ち、10月からついに私も正社員となりました。正式に正社員として認められ嬉しい半面、身が引き締まる思いでいます。

私は4月に研究開発部に配属され、5月から製造部のJPP-Ⅲという工場で研修を行ってきました。スケールアップした際の課題をあらかじめラボ検討の段階で抽出する能力を身に付けるために、工場の3交代勤務に入りました。実際にプラント操作に触れることで、安全に安定して医薬品を製造するためにどんな工夫がなされているのかを身をもって学んでいます。

研究開発部において医薬品の製造法を開発する上で行うことの一つとして、適切な設備を選定することが挙げられます。医薬品の製造においては様々な設備を使用します。実際に反応を行う反応缶をはじめ、目的の結晶と不要な母液を分離する遠心分離機、得られた結晶を乾かす乾燥機などです。これら設備には材質や構造の違いから様々な種類があり、試薬や溶剤の特性に合わせ最適な設備を選ぶ必要があります。研修を終え研究開発部に戻ったときに一人のプロセスケミストとして活躍できるよう、工場研修を通じ各設備の構造や特徴についても学んでいきたいと思っています。

さて、私事ではありますが、私は十全化学への入社を機に初めて富山の街にやってきました。はじめは富山での暮らしに戸惑うこともありましたが、食べ物はおいしく、景観にも恵まれ今は富山ライフを満喫しています。先日は仕事終わりに海鮮丼を食べに行きました。仕事を頑張りつつ、これからも富山の良いところを見つけていきたいと思っています。

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