みなさん初めまして、研究開発部CMCソリューション合成グループの長田です。

入社して1ヶ月が経ちました。振り返ってみると、いろんなことがありました。
初めは、新入社員全体の研修で、会社や各部署の概要、そして社会人のルールなどを学びました。それが終わると配属先での研修に移り、研究開発部での業務内容やルールを学びました。医薬品の製造においては、「安全性」及び「品質」が最重要視されています。研究開発部では、少量スケールでの反応を実際に行い、反応熱のモニタリングや不純物のコントロールによって安全性と品質を担保し、大スケールで安全にかつ品質の良い原薬を製造できる手法を確立しています。

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私は大学で、ナスフラスコと攪拌子を用いた実験ばかり行っていて、画像のような四つ口フラスコに攪拌棒を用いた実験は新鮮でした。大学のようなミリグラムスケールではあまり気にならなかった反応熱も、こうしてモニタリングすると大きな影響があるのだなと実感しています。また、精製も大学ではカラムを通して終わりでしたが、実際の製造では、主に目的物の結晶を析出させ、固液分離によって濾液側に不純物を取り除きます。「カラムが使えない」というのは大学との違いを最も実感する点でした。ここでの品質コントロールは、現在1から勉強しているところです。

まだまだ仕事に慣れてはいませんし、分からないことも毎日出てきますが、その都度先輩社員の方々に確認し優しく教えていただいています。来年までに可能な限り多くのことを深く理解し成長していたいと思います。

話は変わりますが、私は出身が北海道、大学が福岡、就職が富山で、初めて富山に住むことになりました。私はお酒が大好きで、大学の学会でも行く先々でその土地のお酒を飲んでいました。今回初めて富山に来たということで、富山のお酒を買ってみました。このようなご時世なので、酒屋さんでお酒を買い、1人で金曜の夜に晩酌をしました。

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左から千代鶴、勝駒、羽根屋、といった日本酒です。実際に飲んでみると、どれもフルーティで、お米の美味しさが際立っていました。これは気をつけなければすぐになくなってしまうお酒でした。
社会人のルールに則り、飲み過ぎだけには気をつけていこうと思います。