皆さん初めまして。品質管理部試験課の小林です。

入社してからあと2か月で1年となります。この10か月は商用医薬品原薬の製造に関する試験業務について覚えることが多く、あっという間に過ぎたと感じています。
日本薬局方やGMPなどの試験業務で必要不可欠なルールを学び、それらに基づいてHPLCやGC,KF,IRなどといった多くの分析機器に関わる技術認定を取得し、試験業務に携わりました。どの分析でもひとつひとつの操作を間違えないように行うのはもちろん、HPLC,GCの分析では特に正確性が求められる業務かつ工程内試験等では時間に追われることも多く、焦って確認を怠ったことによるミスに落ち込むこともありました。また、IRでは打錠の強さや粉体のすり潰し具合が変わるとスペクトルに影響することもあり、コツをつかむのが難しく苦労しました。現在は分析の回数を重ねることで、それらのコツをつかむことができ、前よりも時間をかけずに分析できるようになったと感じています。
今後は正社員として、さらに自分が行う分析に責任を持ち、落ち着いて作業をするよう心がけていきたいです。

最近、プライベートでは読書にハマっています。この本たちは引っ越してから読んだものの一部です。昔から本を読むことは好きでしたが、社会人になって今まで以上に読むようになりました。前はミステリー小説ばかり読んでいましたが、今はその他にも恋愛小説やファンタジー小説などいろんなジャンルを幅広く読んでいます。最近読んだ中では、映画にもなった『蜜蜂と遠雷』のスピンオフである『祝祭と予感』という本が面白かったので、興味のある方は是非読んでみてください。