社員インタビュー

医薬品業界に携わりたいと考えていた大学時代、教授と交流のある『十全化学』の社員さんと会話をする機会がありました。

その際、工場での仕事内容も様々なものがあると聞き、色々なことをしたい自分に向いていると思えましたし、成果が評価され、給料に反映されていくという点も魅力的に映りました。

大手企業も検討しましたが、就職活動の段階では表面的な部分しか聞けず、実情を知れた会社に安心感も抱けたことも大きいと思います。

様々な業務に携わり、自己成長ができるところです。

現場作業を経て、現在は品目や工程を管理する班長の役割を担っているのですが、設備機器の知識、他社を交えた設計、「GMP」に関する書類作成など、日々新しい学びや刺激を得られています。

最近は増築する工場の担当者として新ラインの設備設計にも携わるなど、他部署とのやり取りや将来的なプロジェクトに関わる中で、一層の視野の広がりとキャリアの高まりを実感しています。

工場の管理業務や新規品目での立ち上げにおいては、想定通りに行かず、問題が発生することがあるのでその時は大変です。

解決に向かう上で、自分の経験や知識では対応に苦慮する部分もあるのですが、同僚や上司、各部署の方々への質問や相談を気軽にできる環境があり、日々心強さを感じています。

また、解決の数だけ自身のスキルアップにも繋がるため、リーダーとしてみんなを引っ張るという自覚をモチベーションに頑張っています。

他者に貢献できたときですね。現場の改善を成し遂げ、「楽になったよ」と喜びの声を聞くたびに、達成感とやりがいが湧いてきます。

最近では新規品目立ち上げの工場主担当として、製品に関わる書類の作成や設備設計、運用想定などを検討する１年がかりのプロジェクトにも携わったのですが、初回製造が終わって無事に初出荷に至った瞬間、みんなの力で救える患者様が増えることに、大きな喜びを感じることができました。

スピード感を持った仕事をできることが、『十全化学』で働く魅力の一つだと思います。実際、新規品目を１年ほどで立ち上げた際、依頼者から「こんなタイトな中での達成は初めて」とお褒めの言葉を頂きました。

限りある時間の中、会社一丸でプロジェクトを推し進める力は、取引先からの高い評価を得ています。また、他社に務める友人からは「ここまで一人で手広くやるのは信じられない」と言われます。

近々工場にできる新ラインの立ち上げと工場管理者を担うことを目標としています。

新規品目の立ち上げ経験を活かし、新しいことに挑む経験を重ねて行きたいと考えています。

工場の人員の年齢層は若返っていますが、先輩に指示を出すということもありますので、経験値に敬意を払いながら、どう立ち振舞うかも課題。上司が俯瞰的な視点を持ち、状況の整理に長け、人を巻き込む力を持っていましたので、自分もそれに続きたいです。