社員インタビュー

小学生の頃から「将来の夢は薬剤師」と公言していたのですが、その理由は「安定」という漠然としたものでした。

ただ、言い続けていると、薬品関係の仕事に具体的な興味が沸き、大学では化学を専攻。

会社の存在は就職活動で、原薬の存在は会社説明会で初めて知ったのですが、原薬が薬の有効成分であり、実際に飲む薬の3%しか占めないものだと知る中で、多くの患者さんに濃く役立てそうなところに魅力を感じ、就職を決めました。

現在、新卒の採用人数が多くなり、若手社員の割合が増えています。

上司や先輩に「やりたい」と言えば「やってみる？」と気さくに返されたり、成果の発表や意見を述べられる機会も設けられているなど、先輩方や上司の協力を得ながら色々なことに挑戦させてもらえる環境が整っているところが魅力です。

あと、会社全体での生産工程や部署内での勤務引継ぎまでコミュニケーションが密なため、「みんなで作っている」実感がありますね。

製造部は女性社員が少ないこともあり、新人の頃は力仕事や高い位置での機械操作の場面で男性社員との力や体格の差を感じていました。

ただ、慣れとともに筋力と体力が備わり、今では旅行先で1日中歩き回っても疲れないほど健康的に。

もちろん今でも大変な作業はありますので、最小限の力で動かせる装置を使ったり、他の方法を試してみたり、よりよい道具の導入を上司に提案しながら、現場全体の環境改善にも取り組んでいます。

現在は交代勤務ということもあり、原料の仕込みから製品の包装まであらゆる作業に携われるため、患者さんに届くイメージもより湧きやすく、日々やりがいを感じています。

また、いつでも何度でも丁寧に教えてくださる先輩方の期待に応え、一人で難しい作業ができるようになった瞬間は自身の成長を感じ、嬉しく思います。

その作業を繰り返す中でコツを掴み、より効率よく実施できた瞬間は、さらなる達成感を感じられますね。

工場の中には、結晶を加熱乾燥する装置など、日常ではまず触れる機会のない設備が揃い、それらを自分で扱える勤務時間の全てが、私にとって特別な時間となっています。

また、仕事以外の時間もお楽しみがあります。

例えば、新社屋のカフェテリアで行われる、若手メインのゲーム懇親会です。

また、会社の外でもボウリング大会やぶどう狩りなどが定期開催されるなど、所属部署以外の社員と交流でき、仲良くなれる機会も多いです。

これから後輩がたくさん入社するため、私も本格的に教える立場となります。

常に親身に、つきっきりで教えてくださった先輩方の説明方法や所作をお手本に、私自身が苦心した箇所をきっちり押さえ、分かりやすく伝えられるよう、心がけたいです。

そして私自身も、トラブルの際に自発的に動けるように設備の知識を深め、危険物（甲種）に続き、材料の取り扱いや安全管理に関する資格も取得しながら、仕事の幅を広げたいと考えています。