製造部 JPP-Ⅱ
6. ある一日のスケジュール例
-8:30ミーティング
作業内容の引継ぎ、全体連絡
8:30-11:30監視：温度、反応
現場作業：原料仕込み、滴下、点検
11:30-13:30昼食・休憩（1人1時間）
16:10-16:30ミーティング
作業引継、全体連絡
-16:30全体ミーティング
作業引継、全体連絡
16:30-17:30監視：温度、熟成
現場作業：遠心分離
17:30～20:00夕食・休憩（1時間）
20:00～0:15
監視：温度、中和、晶析
現場作業：掻取り、滴下、点検
0:15-0:30ミーティング
作業引継、全体連絡
-0:30ミーティング
作業引継、全体連絡
0:30-2:00監視：温度、晶析、乾燥
現場作業：蒸留、遠心分離
2:00-4:00夜食・休憩（1時間）
4:00-8:15監視：温度、乾燥
現場作業：固液分離、サンプリング、点検
製造現場と連絡を取り、工程内試験の準備をします。
8:15-8:30ミーティング
作業引継、全体連絡
1. 仕事内容について
私は、製造オペレーターとして三交替勤務で医薬品の原薬・中間体を製造しています。製造オペレーターの主な仕事内容は、原料の仕込みから取り出しまでの全工程を定められた手順に則り、円滑に進めることです。ただ製造工程を進めるだけではなく、各工程における「正常な状態」をきちんと理解し、常に「異常」がないか五感を研ぎ澄ませて対応することが求められます。製造過程での見た目や温度変化に関わることはもちろん、使用設備においても常に「正常」を極めることが安定的な生産活動に繋がります。
2. 仕事のやりがい
自分が製造に携わった医薬品原薬は製剤化された後、世界中の患者様のもとに届きます。このようなスケールの大きな製造の一端を担い、医薬業界に広く貢献できているというやりがいは計り知れないものがあります。また、仕事の中で製造プロセスや設備に関する幅広い知識を身につけ、少しの「異常」でも察知することができるようになりました。それは、自身の成長が感じられる点であり、日々のやりがいに繋がっています。まだまだ成長途中ではありますが、周囲の頼りになる上司・先輩から多くのことを吸収し、スキルアップはもちろん、やりがいを見つけ続けていきたいです。
3. 職場の雰囲気
私が所属するJPP-Ⅱ工場は和気あいあいとしながらも、活気のある雰囲気に包まれています。そのおかげもあり、分からないことがあっても周囲にいる先輩方に気軽に質問することができます。疑問をタイムリーに解決できる環境は、自身の成長に大きく結びついていると感じています。休憩時間は工場メンバーで車や野球、釣り、ゲームなどプライベートな話で盛り上がり、良い息抜きの場となっています。残りの業務も頑張ろうと思える瞬間です。
4. 将来チャレンジしたいことは？
交替班の班長になることを目標に日々業務に励んでいます。交替班の班長は現場の指揮官です。それゆえに的確な指示や対応が求められるため、高い知識レベルやトラブル対応力が必要となります。製造工程の中で自身の知識を深め、対応力を磨くことが班長への近道であると考え、自己研鑽に努めています。また、十全化学には意思決定能力や判断力を向上させることを目的とした教育プログラムがあります。今後このようなプログラムにも積極的に参加し、自身の活躍の場を広げていきたいです。
5. 入社を検討されている方へのメッセージ
医薬品は人体に直接影響を与えるものですので、高い品質を担保し続けなければなりません。そんな責任の大きな医薬品製造の仕事を進めるにあたっては、報告・連絡・相談が大前提です。一方で、入社したばかりの頃の私は、勇気を出せず、上司・先輩に対して簡単な報告でも話を切り出せないことがありました。そうなってしまっていたのは、関係が築けていなかったからであると今では思います。十全化学の先輩方は気さくな方ばかりです。私は積極的に質問をしてみることから始め、今では報告・連絡・相談はもちろんのこと、プライベートな話までもできる関係性となることができました。周囲の人と良好な関係を築くことができる環境は仕事のモチベーションアップに繋がると私は思います！